こども美術教室がじゅくのウェブ授業。休講期間に自宅でできる絵画造形活動をブログ形式でお届けします。(子供のための造形・絵画教室)

2020年6月1日月曜日

自画像デッサン(中高生クラス)

こんにちは。
休講期間中に投稿が始まったお家でがじゅくでしたが、いよいよ6月8日から、がじゅくも授業再開となりましたね。
とはいえ、なかなかいつもどおりとは行かないかもしれませんが、またがじゅくでみんなと制作できるので楽しみにしています!

学校は今日から再開というところが多いかと思います。
なので、お家で制作できる時間があるかわかりませんが、ぼんやり眺めるだけでも見ていただければと思います。

というわけで、今回の中高生クラスのお家でがじゅくは、自画像デッサンです。

・鏡…顔が全体映って卓上タイプがベスト、洗面台の前で描けるならそれもOK
・鉛筆…あれば4B・B・Hなど硬さが違うものがあると良い、なければ1本でもOK
・画用紙(コピー用紙でも可)…A4やB5くらいでOK
・画板代わりの下敷き…大きめの本や、スケッチブックなど
→机にそのままおいて描くより、本を読むときみたいに少し斜めに紙を構えてかけると良い。目から紙の上の方と下の方の距離がほぼ同じになるように。(机にそのままおいて描くと、紙の上の方が遠くて下のほうが近くなっちゃう)
・消しゴム…練り消しがあればなおよい。

最初は紙にちょうどすっぽり収まるくらい。小さくなりすぎないような大きさで描くように心がけてみましょう。

鏡は利き手の反対側、真横というより斜め前あたりに来るようにセットしましょう。

座って背筋をしっかり伸ばして描きましょう。

では、リズムに合わせて…流れを見ていきましょう!
はい。
動画は、早送りでギューッと縮めているので、あっという間に完成ですが、実際には3〜4時間(だったかな?)かかっていて、だんだんと日が暮れてきてしまいました。
窓際で描いていたのですが、日の当たり具合が変わると、せっかく描いていた影も違ってしまいます。みなさんもお気をつけください。

まずは、手のデッサンのブログでも出てきましたが、あたり をつけます。
 頭の一番上がこの辺かな。アゴはこのへんかな。それに対して、耳はこのへんかな。目は。鼻は。髪の毛はこんな感じ…というように、そのものをしっかり描くのではなく、大体の位置に薄く印をつけていきます。

大まかな顔の形ができたら、これまた大まかに陰影(かげ)をつけていきます。
 最初は目鼻口という名前を忘れましょう。
顔を描くというより、ゴロンとした頭にくっついてる凸凹の陰影(かげ)を追っていくイメージです。
だんだん細かく影を追っていくうちにだんだんどこの陰影を描いたらいいかわからなくなってくるので、そうしたら目鼻口をちょっと描いてあげてください。
(※大分、先生の描き方の主観が入っています…。)
 でもまだ目鼻口をグリグリ細かくは描きません。むしろ、その周りをよく見てほしいです。鼻から唇につくまでの凸凹とか。まぶたの膨らみとか。ほっぺたの陰影とか。口の回るの凸凹とか。(ほうれい線とか…。)
目玉にまぶたがかぶさっていて、その周りのどこが出っぱてて、どこかが影になって暗いのか。目の形、鼻の形…を描くというより、明るい暗いをよく見て描いていきます。

髪の毛も、毛は一本一本あるのですが、塊で(束で)見てあげてください。黒い髪の光があたって、暗いところと明るいところがあると思います。

全体的にも、ものすごく暗いところから描いていくと、白いところ、また描いていないところが際立って進めやすいですよ。

アイテムも大事です。
先生の場合はメガネ。
装着するものでなくても、ほくろとか、髪型とか、目鼻口耳などみんなそれぞれ形が違って、その人の特徴があると思います。
しっかり明暗が描けたら、それぞれの特徴が描けているか、注視して、修正もしつつ、まつげやシワなど細かいところも描いていきましょう。
真顔だと怖いかな。と思ってちょっと微笑んでみましたが、よけいに怖くなりましたとさ…

今の自分を描けるのは今しかないので、ちょっとチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
自分の顔をこんなに長い時間見続けることもあまりないので、新しい発見があるかもしれませんね!

担当したのは、ちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)

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