こども美術教室がじゅくのウェブ授業。休講期間に自宅でできる絵画造形活動をブログ形式でお届けします。(子供のための造形・絵画教室)

2020年5月30日土曜日

ぼんさいをつくろう(少年クラス)


こんにちは!


今回の小学生向けの課題は渋く、盆栽を作ってみようと思います。
お花や鉢植えはがじゅくでも作ったことがあるかもしれませんが盆栽なのでコケが生えていて、ちょっと和風です。
和風ってどんな感じだろう?と思ったらネットで調べてもいいですが、少しお外をお散歩して和風の木や道のはじっこのコケを観察してみるのもいいですね!


●ぼんさいを作ってみよう●



この時期らしくきれいな緑のコケと葉っぱの盆栽です!
よしあき先生の紹介していた課題のお花をマスターしていたらお花の咲いている木にしたりしてもまた可愛くできるかもしれないですね。


●用意するもの●




・ティッシュ(1、2枚でできるかと思います)
・コピー用紙
・画用紙などの少し厚めの紙
・絵の具
・筆
・プリンやゼリーのカップ
・ボンドや水のりなどのどろどろしたのり(なければちょっとやりにくいけど固形のりでも)


カップは無ければ少しかたい紙を丸めたり折って枠をつくればオッケーです!
小さな箱とかがあれば切って使ってもいいと思います。むしろティッシュの箱など大きめの箱を使って大作に挑戦してみても○。

あとこれも写真を撮り忘れましたがバケツやパレットなど絵の具を使う準備をしてください。


●やり方●




コピー用紙をくしゃくしゃに丸めてそれを更に紙で包む。


カップに入るように形を整える。
カップからはみ出た部分が山になるようにあまりぺちゃんこにしない方が面白くできます。
小さければ紙を足して大きくしたり、少し違う大きさに作って山が2つ3つになるようにしてもいいです!


山にしたところに土の色をぬります。
めんどくさければ省略しても大丈夫ですがぬっておくとできたときにリアルにできますよ!


ティッシュをちぎる。
ビーッとやぶるのではなくて《ブチブチッとちぎる感じ》がいいです!



ちぎったティッシュを丸めて色を塗った紙に貼る。
その上からコケの色を塗る。
筆にティッシュがくっつきやすいので《軽く手で押さえながら筆はチョンチョン、と動かす》とやりやすいです。


できたらカップにいれて乾かします。
色を塗るときにもうカップに入れておいてもどっちでもできます。やりやすい方でやってね。

ちょうど宅配便の荷物の中に入っていた緩衝材が石みたいな色だったので小さくちぎって丸めて石も表現してみました。



木を作ります。みさ先生は画用紙で前回のまるごとお野菜の課題の作り方で作りました。
違う形の枝のある木の絵を4枚描いてくっつけました。
そしてその枝のずれて白い裏側がみえてしまっているところに色を染み込ませて乾かしたティッシュをちぎって貼りました。

画用紙などの厚めの紙だったら1枚に絵を描いて切っただけでもばっちりです!
お家にある木っぽいものをくっつけてもいいですね。


その木を乾いたコケの上にくっつけたら完成です!

つまようじで柵を作ったり、色々思いついたものをどんどん足していくと和風の庭のジオラマみたいにもなりますよ!
木を生やさずコケの部分の色や、形にこだわってより丸っぽく作ったりしても可愛いです。

それでは、本日はここまでです。

担当したのは、みさ先生でした。(記:みさ先生)

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