中高生クラスのお家でがじゅくです。
前回最後の文で告知したように、クレー風ドローイングの第2段です。
今回も大人もこどももチャレンジしてみていただければと思います。
先生はこんな感じに仕上がりました。
お察しの通り、また地道にせっせと単純作業系です…
なんじゃこりゃ?な、絵ですね。
そもその抽象画とは、なんじゃこりゃ?ものが多いですね。
でも、そんな何が描いてあるかよくわからない抽象画でも、色が綺麗だなぁとか、線が、形が面白いなぁとか、なにかに見えるなぁとか、ちょっと面白いと感じていただけたら、うれしいです。
では早速動画を見てみましょう。
というわけで、今回もやることは簡単です。
たての線をいくつも引いたあと、よこの線は縦の線をよけながらさらにたくさん引いていくのです。斜めの線でもいいです。
線の間隔もお好みで良いと思いますが、紙を線で埋め尽くすのでやっぱり地道です。
なので前回同様、あまり紙は大きすぎないほうが良いです。
だけれど、完成したら達成感があります。
そして、たての線を引いたところが、よこの線を引くことによって、なんだか面白い形となって浮き出ます。
その偶然なのか必然なのか、出てくる形が面白くておすすめです。
線を描く前に、予め紙にいい感じ(自分が好きなように)に色を塗っておいたりしてもきれいです。
(動画の作品も先に紙に色鉛筆で好きなようにぐるぐる塗ってあるのですが、薄くてわからないですね…)
それから、他の技法と合わせたり、画材を工夫しても面白いです。
動画では、色鉛筆で色を付けた紙に、ボールペンで線を引きましたが、これはクレヨンスクラッチの技法と今回の線のドローイングを合わせたものです。
何年も前に描いたものがスケッチブックからでてきました。
(クレヨンスクラッチ:クレヨンでいろんな色で塗った上から真っ黒などで塗りつぶし、細いものなどで引っ掻いて描くと下の色が出てくる技法。みんなもがじゅくや学校などでもやったことがある子もいるのでは…)
この線のドローイングは、パウル・クレーさんの’ボタニカルガーデン’という絵(だと思うのですが、日本語でいうと’植物園’? 調べてもすぐに出てこなかったので間違えていたらごめんなさい…)などを参考にしています。
もっと線が自由で、リズミカルで迫力のある作品で素敵です。
クレーさんの絵は、どれも本当に魅力的なのでぜひみんな見てみてくださいね。
抽象絵画が続いたので、次回はまた少し違う方向の課題になるかもしれません…^_^
担当したのは、ちひろ先生でした。(記:ちひろ先生)
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